電子書籍が世界的に大人気となる始まりとなったのはいつからかというと、2007年のKindleの登場です。
そこから、既に10年以上たっていて、日本に上陸してからしばらく経ちます。
電子書籍はメディアで受け入れられつつありますが、未だに「紙の本」派、そして「電子書籍派」の方がいると思います。
電子書籍にしたいけれど、紙の本とどっちがいいの?
購入しても、読みにくくないのかな?と不安を感じていませんか?
「紙の本でなければ本ではない」や「やっぱり紙の本」という声も根強く聞こえてきます。
そこで、紙の本、電子書籍、結局どちらがいいの?ということについて元書店員で、図書館司書資格を持つ私が解説をしたいと思います!
目次
現在ではどっち派が多いの?
※引用元:紙の本 vs 電子書籍: 電子書籍の窓の読者
電子書籍よりも圧倒的に紙の本派がまだまだ多いんじゃないの?と思っている人もいると思います。
しかし、実際は違うんですね。
あちこちで、紙の本、そして電子書籍ではどちらを使用しているのかというアンケートがとられています。
その結果「電子書籍も紙の本も併用して使っている派」が6割超えと、両方を使い分けている人が最も多いということが分かります。
以前前は、「本といえば紙の書籍」というのが当たり前だったのですが、今はスマホやインターネットが普及することによって、楽にブラウザで読むことができるようになり、電子書籍もごくごく自然にとり入れられるようになったのではないかなと思います。
たとえば、電子書籍を購入とまでいかないですが、アプリは無料読み放題となんかのサービスがありますよね。
紙の本はこのような対応をしていないので、このような読み放題アプリから、電子書籍を読み始めるという方は多いようです。
そこで、紙の本のメリット・デメリット、そして電子書籍のメリット・デメリットについてみていきましょう。
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紙の本のメリットとは?
まず始めに、紙の本のメリットをご紹介します。
紙の本にも、いまだにたくさんのメリットがありますし、完全になくなっていませんよね。
インターネットが隆盛の時代も、紙の本は親しまれ続けていると言えます。
子供の頃から紙の本を見ているので勉強しやすい
私達は子供の頃から紙の本で勉強をしてきたという経歴がありますよね?
参考書もなんだかんだ紙のテキストですし、そして教科書や絵本も全て紙の本です。
大きくなるまで学校を含め紙の本で鍛えられており、専門書や、資格試験の本も紙の本になります。
子供の頃から鍛えられているので、これをいきなり変更するのは難しい部分がありますよね。
そして、紙の本はとても勉強しやすく見開きやすいし、線を引きやすい、見やすいというメリットもあります。
書店で本を選ぶ楽しみ
電子書籍も、インターネットで試し読みをして楽しむことが出来ますが、紙の本は書店で本を選ぶ楽しみがあります。
子供ころから書店に足を運び、立ち読みをした経験もある方も多いと思いますが、本の装丁や、その他表紙、そして紙の手触りなんかを確かめて読み進めていくのはなかなか楽しいものです。
また、本屋さんという空間が好きという方もいますね。電子書籍ではこういった実感が味わいにくいのは事実です。
どこまで読んだかすぐに分かり、覚えていることができる
紙の本を読み進めば、読み進んだ量は見開きの厚さが教えてくれます。
これは体の五感で感じるものです。たとえば、新品の紙の本の香りも体の五感に働きかけてくれて、良い効果があります。
また、紙の本のほうが記憶に残りやすいといわれていて、ノルウェーの大学の研究によれば、同じ紙の本と電子書籍を読んだとしても、紙の本のほうが良く内容を覚えているという研究結果が出ています。
紙の本のデメリット
一方で紙の本のデメリットとして、物質的な制約があります。
紙の本は、意外と重く、数冊鞄に入れて持ち運ぶのは至難の業です。
持ち運ぶ量が限られているのはデメリットですね。
さらに、紙の本は、人気がなければ絶版となり、あとから読むのに苦労することがあります。
中古本でしか取り扱っていない紙の本については当然ながら劣化が激しく、状態が悪いことも多いです。破れやシミ、汚れなども中古本になると気になりますし、紙の本がきれいな状態であるのは新品のときだけですね。
あとは、紙の本は、読んでしまえば、場所をとってしまい、かさばることが多い点がデメリットです。
本棚が必要になりますし、収納に困ってしまうことも。また秘密の本、人に見られたくない本なんかも隠しておくのが面倒というデメリットもあると思います。
電子書籍のメリット
一方で電子書籍にもたくさんのメリットがあります。
スマホやタブレット端末で、いつでもどこでもすぐに読む事ができるのが特徴の電子書籍ですが紙の本よりも実はメリットは大きいぐらいです。
持ち運びしやすい
電子書籍は、スマホで持ち歩くことが出来て、簡単な操作でダウンロードし、いつでもどこでも、その場ですぐに大好きな本を読み始めることができます。
ベッドでも読書を楽しめて、物質的なしがらみがありません。
また、スマホでも何十万冊という中から、時間や場所に関係なく、すぐに購入して読む事が出来ます。
在庫切れとなることも、絶版となることもありません。
電子書籍は、デジタル処理だけで、追加費用無しですぐに作ることが出来るので、紙の本と比較しても流通でコストがかかりません。なので、電子書籍が絶版や在庫切れとなってしまうことがありません。
世界中の書店から検索して本を買い、すぐに読むこともできます。圧倒的なスピードの差があり、電子書籍はこの点で大きく勝っています。
無料や割引価格のキャンペーン、日替わりや月替りのタイムセールが開催
電子書籍では、読み放題という本好きにはたまらない選択肢が加わっています。
そして、読み放題サービスやお得な割引価格のキャンペーンなどが沢山加わっています。
ここ数年で読み放題サービスが本の選択肢に加わりました。
こういったサービスでは、自由に選んで「その場」で「今すぐに」本を楽しむことができます。
紙の本の場合、どれだけまとめ買いをしても全くポイントも貯まらないので、せいぜいクレジットカードのポイントを貯めるぐらいしかありませんでした。
しかし、電子書籍はまとめ買いをして一つのサービスで購入をするとポイントを貯めることが出来ます。
イーブックイニシアティブジャパン eBookJapanなどもそうですが、まとめ買いをするとポイントが貰えて、さらに初回の登録でもポイントを受け取ることが出来て、それで漫画が購入できます!
どこでもいつでも読むことが出来る。
本を読むために、場所や時間、身構える必要がない電子書籍は、スマホ、タブレット端末でいつでもどこでも読むことが出来ます。
読みやすさや機能にこだわった電子書籍専用のリーダー端末、パソコンなど、あらゆる端末でいつでも楽しめます。
視力が弱ければ文字を大きくできますし、ブルーライト軽減で読むことも出来ます。
劣化を気にすることがない
紙の本とは違い、電子書籍は本の劣化を気にする必要がありません!
人によっては本の状態を気にする人は多いです。当然ながら、汚い本を読むのは抵抗がありますよね?
中古本は安くて嬉しいけれどそれだけ劣化具合が気になります。本は紫外線で日焼けしますし、放っておいても経年劣化してしまいます。
ところが、電子書籍はデータですので、ものすごく古い本でも劣化することがありません。
自分の電子書籍リーダーやスマホがあれば、状態を気にする必要がありません。
電子書籍のデメリットとは
紙の本ではない電子書籍にも、いくつかデメリットがあります。
まずは、一枚一枚めくる動作があるという点です。
紙ではないのですから、この点は諦めるしか無いですが、どこまで読んだかわかりにくかったり、慣れなければ、めくりにくいという点もあります。
ディスプレイによっては読み辛かったり、画面の反射もあって目が疲れやすいものもあります。
最近では、Eインクとよばれる紙の印刷と同じような技術で画面表示することができますので、リーダーに工夫すれば改善されるようになりました。
また世代によっては、違和感があるといえます。
普段、インターネットをしない、スマホを使わない人は、何と言われようと「紙の本でなければ本ではない。」という人もいますので、そういう人にはデメリットが目立つかもしれません。
まとめ 紙の本も電子書籍もメリット・デメリットがあるので、合わせて使うのがベスト
いかがでしたでしょうか。
今や電子書籍が続々と出版物として登場していますが、最近では、違和感がある、紙の本でなければ本ではない、読みづらいと言った違和感がどんどん改善されてきていて、利便性が高くなってきています。
「スマホなどですぐに読める」「読み放題サービスや割引価格」などの特徴がますます多くの人の目に止まり、ファンが増えていて、今は、紙の本と並行して使っている方が増えています。
本は今まで値引きができないという問題点がありましたが、最近では、電子書籍サービスは値下げや独自のキャンペーンを進めていて、紙の本より安価で最新刊も買えるのが魅力です。
CDを購入する方がほとんどいなくなってしまったのと同様に、本を読むとは、いつも使い慣れたスマホやタブレットでタップして読む時代が来るかもしれません。
なぜなら、ニュースについても皆が今はスマホで読んでいるからです。
紙の本以外は本を読まないという人も、次第に電子書籍に移行していく今は過渡期なのではないでしょうか。
なので、今後は紙の本派だった方も、電子書籍と両方合わせて使ってみることをおすすめします♡
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