「生者の行進」のあらすじと感想は？1巻のネタバレ情報。

ネタバレを見る前に。

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生者の行進のあらすじについて。

生者の行進　1巻の内容
絶対に『それ』と関わってはいけない。死を乗り越える――。それは生者にのみ許される試練。少年は死へ導く恐ろしい霊に憑かれた幼馴染の女の子を救いたいと願うが!?　生死をかけた究極のホラーサスペンス!!

ジャンプ+で連載されているこちらの作品は、いきなり唇が印象的なお化け、化け物が出てくるストーリーで、霊が見えるという男の子の話なんですが、
そんなホラーの要素を序盤から感じます。

ただ、読んでいくとホラーミステリーと言うよりもサスペンス感が増す作品です。

唇のおばけというのは本当に斬新ですし、つかみはオーケーという感じです。

また、絵がとてもキレイなので、少年漫画なのに、少女漫画みたいに気軽に読むことができると感じました。

生者の行進のあらすじ＆ネタバレ

ここからがネタバレになります。

15歳の男子高校生、吉川泪（よしかわるい）は見えてはいけないモノ、霊だったり化け物が見えてしまうという得意な体質を持っています。

そんな彼は小栗美弥という女子高生がいますが、こちらの後ろに巨大な唇を持つ人型のとても不気味な化物のようなものを見てしまいます。

これは、関わってはいけない何かだと感じます(誰でも感じると思いますが)

そして、この嫌な予感が的中し、この化物が憑いているという女子高生は、小栗美弥は何者かによって命を奪われます。

そして最悪なことに主人公には、幼馴染がいるのですが、その高岡まどかにそれが乗り移っているのを見ます。

悪霊らしきもの、タイムリミットがあることを知り、泪は助けも借りながら高岡まどかを守ろうとします。

一方で、命を奪われる事件が起こります。

この化物は、ただ後ろに憑いているだけではないようです。

まず、命のタイムリミットを告げるというのと、さらに、実際に夢の中でひたすら襲ってくるという化物で、為す術がありません。

恐ろしい生霊とは一体何ものなのか

美弥に憑いていたあの唇の霊なんですが、実はただの化物というわけではなくて、生霊と言うことがわかります。

生霊と言うのは死んだ人が霊になったものではなく生きている人の執着や怨念などが霊化したものです。

なのでこの唇の生霊を生み出している人を特定すれば事件は解決するとのことです。

そして、犯人を探すことになります。

一応犯人らしい人物は、高岡まどかの友人（水戸則夫）のように思われました。

ただし、これはまだ謎になっていて、本当かどうかは分からずミスリードの可能性も高いです。

第二の霊の登場。

そして、この後、一時的ですが唇の霊は振り払うことができるのですが、でも次に第二の霊が登場することになります。

次に現れた第二の霊はどんなものかというと、とにかく細身でひたすら殺意が高い霊です。

次の霊も、とにかくまどかの命を狙ってくるような霊でした。

そして、こちらの霊ですが、主人公の泪にも襲い掛かります。

そして、第二の霊は女性のもののようでおまけに肉の焦げたようなにおいがするということ。

つまり、美弥にもまどかにも二人の同じ人物が何かしら目を付けていた可能性があり、まだ謎は深まります。

そして、交通事故で亡くなった泪の弟のトモキがいるのですが、彼の霊も常に泪のそばにいました。

でもそんなトモキも泪の生霊だとわかり今までしゃべらなかったトモキが急に「おしえて」って言ってきたり、生霊を超えたような自立性を持っています。

そして、霊が見える人物は他にもいてそれが神原省吾です。

しかもこちらの人物はさらにこなれている様子で、霊に対して物理的に干渉できるという能力の持ち主なんです！

要するに除霊できる彼のおかげで一時的に唇のお化けはいなくなったのです。

ただ、この人物は、ちょっと金にがめついです。

しかし、お金を必要とする理由も後々わかり、確かな能力があるダークヒーローなんです。

気になるのが、巨大な傷跡で、霊関連か、人間相手なのかがわかりません。

生者の行進の感想。

生者の行進は今大変人気の作品です！

イラストがキレイで、ホラーと殺人事件がミックスされている斬新な設定ですね。

絵柄については、最初に出てくる唇の生霊のインパクトがすごいです(笑)

ただ、生霊の怖さが書かれていて、本当に怖いのはそっちだなと思わせてくれる作品です。

タイトルの「生者の行進」はこちらから来ているんだなと思います。

そして、事件は、主人公と泪とまどかだけに関係すると思っていたのですが、思ったよりも大規模な事件の予感がして、謎解きをするのも楽しいです。

このように、「生者の行進」は、謎がさらに謎を呼ぶサスペンスでもあり、霊の存在にも恐怖するのですが、メッセージを伝えてくれる「トモキ」の霊が出てきたりと、いろんな謎多き霊が出てきて、ただ怖いだけではなく、メッセージ性があります。

人間ドラマとしても面白く読めます！

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